広告についての話

たった一行だけで、すごいインパクト

私がここ最近覚えている広告の中で一番衝撃的だったのが、日本新聞協会広告委員会が募集し、見事最優秀賞に輝いた「ボクのお父さんは桃太郎というやつに殺されました」という、たった一行の幼児らしい文字の下に泣いている子鬼のイラストが添えてある広告です。

私達はドラマや小説、幼児向けの物語に至るまでハッピーエンドで終わることを、どうしても望んでしまいますが、現実にはそうはいかず、後味の悪く終わってしまったり、よかれと思って周囲の事を気にせずに頑張ったのに、何も残せないような後味の悪い結果になることがよくあります。

現実世界では思い通りには決してならない分、物語くらいは思い通りになって欲しいといういう思いからか、ハッピーエンドで終わった後は「よかったね~」で終わってそいまいがちですが、あのかの有名な機動戦士ガンダムのシャアのザビ家への復讐心にも通じることですが、桃太郎は鬼を倒した結果、宝箱を持って凱旋しヒーローになれたけど、残された子鬼の家族は桃太郎を親の敵とし、結局因果は繰り返される、見る人の視点を変えることで、色々な物語や想像力が働くような広告が、本来の広告が持つべき力なのかもしてないなと、この広告を見て考えさせられました。

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